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アコースティック、ウクレレ、クラシック、エレキ|もりかわギター・ウクレレ教室|

河野賢ギター(誰でもおすすめ)

河野賢ギター(誰でもおすすめ)_a0165183_1233648.jpg河野賢は『世界の河野」と言われ日本のギターで最も世界で高い評価を得ている銘器です。
千葉大学建築科で木工工芸を学び独学でギター製作を学び1949年に工房を開きスペインに何度も訪れ技術、知識を学び天才的才能を身につけました。
1967年ついにベルギーのリエージュ『国際ギターコンクール』で優勝し 2年後日本人初のパリ国際ギターコンクールで優勝した 天才ギタリスト渡辺範彦が使用し 演奏家、製作家共に日本のギターが頂点に立ち日本のギター界全体が世界に認められました。
河野ギターの特徴は独特の河野トーンと呼ばれる日本独特の甘く優しい音色、品格のあるツヤのある高音、ベルベットの様な落ち着く低音で現在でも数多くの世界的なプロギタリストが使用しています。
また河野は南北が長く気温気圧変動の激しい日本用に非常に丈夫に設計したのですがそれもかえって外国では高い評価を得ています。
ギター愛好家の外国人が日本に海外旅行に来たら海外では高価なので中古の安い河野をついでに買って行くという話も聞いたことがあります。
世界的プロギタリストでは 
ジュリアンブリームオスカー・ギリア 
シャイン・イスビンらも使用しています。



河野賢ギター(誰でもおすすめ)_a0165183_125728.jpg手工品ギターで高価だからといっても弦の張りが柔らかいので実は初心者にも向いていますので金銭的に購入可能な方は最初から河野を購入する方もいます。残念ながら1998年に亡くなってしまいましたが娘婿であり同じくパリ国際ギターコンクール金メダル受賞で世界的評価を得ている桜井正穀氏と生前から長く河野桜井ギター工房として制作され河野ギターのデータは全てありますので現在はsakuraiKAUNOと表記され発売されておりますが桜井正穀氏も現在日本一の製作家で生前から一緒に河野ギターを製作してきたので今でも全く同じ河野ギターが手に入ります。
写真のギターの材質は
表面版 スプルース単版
側裏版 ハカランダ単版
by shinji-morikawa | 2016-11-13 02:02 | ギターなど楽器写真